カナダ・ケベック旅行の準備ガイド|服装・持ち物・モデルコース【現地発】

旅行前の準備情報

ケベック州への個人旅行を計画する際に役立つ情報、気候、服装、お金、交通手段などをまとめました。

気候と服装

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高℃-8-6081722252318113-5
最低℃-18-16-9-1511131272-4-13

春 (5-6月) と 秋 (9-10月)

春・秋の服装イメージ:重ね着スタイル

日本の11月頃の気候です。トレーナーや厚手のカーディガン、セーターなど脱ぎ着がしやすいものを持って行くようにしましょう。ウインドブレーカーがあると便利です。

夏季 (7月、8月)

夏の服装イメージ:半袖とサングラス

日本より日差しが強いです。気温は32℃まで上昇することもありますが、湿気が少ないので過ごしやすいです。サングラス、サンスクリーンは必須アイテム。雨が降ると冷え込みます。
晴れ上がると日差しが強くなるので、UVカット効果の高いサングラスやSPF30以上の日焼け止めクリームは必須です。サンスクリーンはカナダ製のものは肌に合わない場合がありますので、日本から使い慣れたものを持って行くようにしましょう。

8月下旬から9月下旬: 秋の気配が感じられ、丘陵地や高台の木々は徐々に色づき始めます。場所によっては、早くも紅葉が楽しめることもあります。

冬季 (11月~4月)

冬の服装イメージ:ダウンコートとスノーブーツ

氷点下の世界です。毛糸の帽子や耳当て、フード付きジャケット、スノーブーツ、スノーボード用ズボン、毛糸の手袋、スキーまたはスノーボード用手袋など、防寒具は必須です。
外出時、手袋は2重にして行きましょう。就寝時は乾燥を防ぐため、濡れタオルを部屋に干したり、ポータブル加湿器を持参するのも良いでしょう。晴れた日はサングラスと日焼け止めクリームは必須です。

お金の準備

カナダドルの紙幣と硬貨

現地通貨(カナダドル)をどの程度持参するかは悩みどころですね。4日間~6日間の旅行であれば現金は5万円程度で、大きな買い物はクレジットカードを使うなど、使い分けたいものです。
カナダは一見カード社会と思われがちですが、現金も十分使えます。$100札は受け取ってもらえない場合がありますので、換金の際は$20札にしてもらいましょう。
現地で現金を主に使いたいが、持ち歩くのはちょっと避けたいという方は、現在お使いになっている銀行に国際キャッシュサービスがあるかどうか確認してみてはいかがでしょうか。日本の口座から現地通貨で引き出せて便利です。

手荷物を準備

機内持ち込み手荷物のイメージ

機内持ち込み手荷物: ロストバゲージやフライト遅延に備え、最低1日分の着替え、常備薬(処方箋のコピーもあれば安心)、洗面用具(液体物は100ml以下の容器に入れ、透明な袋にまとめる)、充電器、変換プラグなどの必需品は機内持ち込み手荷物に入れましょう。

ホテルに早く到着した場合や、チェックイン前に観光に出かける場合に備え、すぐに取り出したいもの(羽織もの、雨具、カメラなど)をまとめておくと便利です。

衣類と靴の選び方: スーツケースの重量制限を考慮し、着回しの効く服や、様々な場面で使える靴(歩きやすいスニーカーや、少しフォーマルな場面でも使えるフラットシューズなど)を選びましょう。圧縮袋などを活用してスペースを有効活用するのも良い方法です。

荷物の分散(複数人での旅行の場合): 万が一、誰かのスーツケースが紛失したり遅延したりした場合に備え、同行者のスーツケースに互いの着替えを少しずつ入れておくのも一つの対策です。

重要書類のコピー: パスポート(顔写真ページ)、航空券、海外旅行保険証などのコピーを取り、原本とは別の場所に保管しましょう。スマートフォンに写真データとして保存しておくのも有効です。

紅葉時期のカナダ東部旅に持参すると便利なもの: レインコートの替わりになるフード付きウインドブレーカーと折りたたみ式の傘、小雨でも滑りにくい靴(歩きやすい物)で防水加工されたもの。ショルダーバッグは必ず斜めに片掛けできるタイプ。カメラは狙われやすいので、肌身離さずご携帯ください。手袋、マフラー(山間部では朝夕0℃~5℃まで気温が下がり、日中は10℃~20℃まで上がります)、サンスクリーン。

電圧

コンセント形状(Aタイプ)

電流は117ボルト、60サイクル。変圧アダプター使用が無難、または電圧を変えられる製品をご使用ください。

アメリカ経由でカナダへ渡航する場合(ESTAについて)

カナダへアメリカ経由便を利用して渡航される方は、ESTAによる渡航認証の取得が必要です。遅くとも出発72時間前までに申請を行い、渡航認証の取得をするよう米国国土安全保障省(DHS)は推奨しています。ただし、搭乗直前でも申請は可能です。
ESTA申請について (日本語訳)

入国審査: 米国入国・出国に関しては、国際線で海外から米国に到着した場合は、先に入国審査を受けカナダ乗り継ぎ(transit)旅行を続けます。入国審査(イミグレ)では、パスポート、入国書類、税関申告書を提出します。パスポートの読み込み、指紋採取、顔写真撮影が行われます。

乗り継ぎ: 入国審査を終えてから、預けた荷物をターンテーブルで各自回収し、"Connecting Flight" と書かれたサインの方向へ進みます。出口を出たところにある "Connecting Baggage Desk" でスーツケースを預け直し(Drop Off)、出発ロビーへ向かう前にセキュリティ検査を受けます。モニターで乗り継ぎ便のゲートを確認し、速やかに移動してください。デトロイトなどの乗り継ぎ便も、出発時間の50分前にはゲートが閉鎖されることがあるため、90分前にはゲートに到着していると安心です。乗り継ぎ時間は3時間程度あると余裕が持てます。

モントリオール観光

初日モントリオール到着

モントリオール空港 (Montreal-Trudeau International Airport) 発着。
羽田・成田からの直行便や、トロント、バンクーバー、アメリカ各都市経由で到着します。モントリオール国際空港で乗り継ぎケべック空港までは約45分のフライトです。

空港から市内へ: タクシー(片道約$52)または747番バス($10)が便利です。747番バスは24時間運行しており、地下鉄Berri-UQAM駅までの所要時間は45~70分です。安心の空港送迎サービスもございます。

モントリオール観光プランのご提案

1日目
空港や駅に到着後、夕暮れまで時間があれば、ダウンタウンを散策して雰囲気を楽しみましょう。周辺にはレストランや魅力的なショッピングエリアが点在しています。
2日目
現地ガイドと共に徒歩で観光し、ガイドブックには載っていない地元のおいしいお店を発見してみましょう。また、広大な地下街も訪れる価値があります。午後は、ショッピング、美術館訪問、または旧市街の再散策はいかがでしょう?夕食までホテルでのんびり過ごして疲れを癒すのもおすすめです。
3日目
天気が良ければ、日帰りでイースタンタウンシップスを訪れましょう。市内滞在の場合は、オリンピック・スタジアム周辺の植物園や青果市場、アンティーク店巡りがおすすめ。雨天時には市内の博物館や美術館で充実した時間を過ごせます。
4日目
ケベック方面への旅行を計画しましょう。日帰りではもったいないため、ケベック市で1泊以上するのがおすすめです。5~6月の新緑や9月後半のメープル紅葉は見応えがあります。また、7月から9月末にかけてはセントローレンス川でクジラ観察が楽しめます。途中のタドゥサックでは芸術村、グルメ、カジノ、パノラマ写真スポットなども満喫できます。
5日目
17世紀初頭にフランス人が入植したセントローレンス川流域を通るメープル街道をドライブしてみましょう。旧道138号線を経由すれば、フランス系住民の伝統文化を感じられる場所が点在しています。トロワ・リビエールに立ち寄り、15時頃にローレンシャン高原に到着。その後は高原で宿泊し、モンテベロやオタワ、またはモントリオールに戻るプランも良いでしょう。移動手段はVIA鉄道、高速バス、専用車や貸切車などから選べます。

モントリオール到着で周遊プラン例

日程内容宿泊地
1日目ニューヨークーモントリオールモントリオール泊
2日目モントリオール・ケベック市内観光ツアーモントリオール泊
3日目イースタンタウンシップモントリオール泊
4日目ケベック市内観光ツアーケベック泊
5日目ケベック郊外オルレアン島ケベック泊
6日目シャルルボワ地方(クジラ見学)ケベック泊
7日目ローレンシャン高原ローレンシャン高原泊
8日目ローレンシャン高原散策モントリオール泊
9日目モントリオールー日本機内泊

モントリオール(3日間)の過ごし方

ケベック州最大の都市モントリオールの探訪から始まります。市内中心部に行くには 747 番のバスに乗車し、地下鉄 Berri-Uqam 駅までの所要時間は 45 ~ 70 分です。

旧市街: オレンジ色の地下鉄に乗り、Place d'Armes で下車。ノートルダム大聖堂(入場料あり)、ニューヨークライフビル、裁判所、市役所、ボンスクール市場、ジャック・カルティエ広場などを巡りましょう。旧港での散歩や観覧車、セントローレンス川クルーズもおすすめです。

モンロイヤル公園: 地下鉄とバスでアクセス。ベルヴェデーレからの街のパノラマが特におすすめです。夏はビーバー湖周辺でピクニックも。

オリンピック公園周辺: スタジアムの傾斜塔からの景色、アメリカ大陸の生態系を再現した「バイオドーム」、植物園を訪れましょう。

ショッピング: サン・カトリーヌ通りや地下街でショッピングを楽しめます。冬は暖かく、夏は涼しく移動できます。

市場と公園: アトウォーター市場で地元の特産品やメープルシロップを購入し、ラシーヌ運河でピクニック。午後はジャン・ドラポー公園へ。25kmのウォーキングトレイルや環境博物館「バイオスフィア」があります。

チャイナタウン: 最後の夜はチャイナタウンで美味しい料理や中華菓子、タピオカティーを楽しむのもおすすめです。

モントリオールのおすすめレストラン

モントリオールのおすすめショッピングエリア

ケベックシティ観光

ケベック着の場合

1日目: ホテル周辺の探検。まずは城壁の中心「ダルム広場」周辺を散歩して、雰囲気をつかみましょう。テラスデュフラン、ダルム広場、市庁舎前で大道芸人や野外コンサートなど、盛りあがる日もあります。

2日目: 現地ガイドと徒歩観光やケベック市内観光ツアーで充実。午後はフリータイム。フェリーで対岸までミニクルーズ、アンティーク通り、絵画通り、城壁内をのんびり散策など。

3日目: 城壁内外や近くの公園を散歩しながら、衛兵の交替式(夏季のみ)を見学したり、総督の散歩道まで足を伸ばしてみましょう。郊外のオルレアン島やモンモランシー滝まで行くのも良いでしょう。

4日目: 州立公園でハイキングや、7月~9月末はタドゥサックでのクジラ観察がおすすめです。

5日目: モントリオールやイースタンタウンシップへ移動しながら、小さな街を観光。セントローレンス河畔にはガイドブックにない魅力的な場所がたくさんあります。

ケベック市到着で周遊プラン例

日程内容宿泊地
1日目日本ートロント経由でケベックケベック泊
2日目ケベック市内観光ツアーケベック泊
3日目ケベック郊外オルレアン島ケベック泊
4日目シャルルボワ地方シャルルボワ泊
5日目イースタンタウンシップモントリオール泊
6日目モントリオール市内観光ツアーモントリオール泊
7日目ローレンシャン高原ローレンシャン泊
8日目ローレンシャン高原モントリオール泊
9日目モントリオールー日本帰国便

ケベック市内の観光ガイドツアー

たけのこツアーズでは、ケベック旧市街の魅力を凝縮した市内観光ツアーをご用意しています。城壁内外の歴史地区、アッパータウンとロウワータウンの主要な見どころを、写真休憩を交えながら効率よくご案内します。

ケベック郊外観光: メープル街道のドライブ、聖アンナ大聖堂、モンモランシー滝、オルレアン島を巡る郊外半日観光ツアーも人気です。

ケベックシティのおすすめスポット

ケベックシティのおすすめレストラン

Quebec 州の主な高速道路

Highway 20 / 40: モントリオール~ケベック間(約3時間)。
Highway 138: アメリカ国境まで東に続く「王の道」。
Highway 15 / 117: モントリオールからローレンシャン高原方面へ。
※春先と秋は道路工事が多いので、事前に道路情報 (Quebec 511) を確認しましょう。制限速度は高速100km/h、一般道50km/hが目安です。

冬季のケベック市内の駐車場と運転

駐車場: ケベック旧市街やダウンタウンには有料駐車場(P$マーク)があります。Copilote+アプリや端末で支払いが可能です。
冬用タイヤ: 12月1日から3月15日まで、ケベック州登録車両は冬用タイヤの装着が義務付けられています。
右折禁止: モントリオール島では赤信号での右折は全面禁止ですが、ケベック州の他の地域では原則許可されています(標識がある場合を除く)。
除雪作業: 11月1日から4月15日まで、除雪作業中は路上駐車が禁止されます。オレンジ色の点滅ライトに注意してください。

その他のお役立ち情報

ホテル選び

空港でのチェックイン

モントリオール空港は目的地に関係なく、3時間前に到着し手続きすることをおすすめします。
チェックイン開始目安: エア・カナダ/アメリカン/ポーター/ユナイテッド(2時間前)、エールフランス(3時間前)、エアトランザット(4時間前)。
※国際線利用時は、帰国予定日から少なくとも6か月間有効なパスポートが必要です。

緊急時の連絡先

救急・警察・消防: 911
ロストバゲージ: ご利用の航空会社にご確認ください。

薬局・病院

薬局: Jean Coutu, Pharmaprix, Brunet, Familiprix などが多数あります。営業時間は店舗によりますが、21時頃まで開いているところが多いです。
病院(ケベック): Hôtel-Dieu de Québec, Hôpital Saint-Sacrement, Hôpital de l'Enfant-Jésus, Jeffery Hale など。
病院(モントリオール): CHUM, Montréal General Hospital, MUHC (Glen Site), Royal Victoria Hospital など。

2025年のケベック州の祝祭日

元旦1月1日
聖金曜日4月18日
イースターマンデー4月21日
国家愛国者の日5月19日
ケベック州国民の祝日6月24日
カナダデー7月1日
労働者の日9月1日
感謝祭10月13日
クリスマス12月25日

商店・銀行の営業時間

商店: 一般的に月-水 9:30-17:30、木-金 9:30-21:00、土 9:00-17:00、日 12:00-17:00。
銀行: 月-金 9:30-16:30 (店舗により異なる)。
祝日: 銀行は休み。レストランや観光地は営業している場合が多いですが、クリスマスや元旦は休業や短縮営業の店が多いです。

インターネット・Wi-Fi

ケベック市内全域に「ZAP Québec」、モントリオールには「MTLWiFi」などの無料Wi-Fiアクセスポイントがあります。図書館周辺や公園、カフェ(Starbucks, Tim Hortonsなど)でも利用可能です。セキュリティには十分ご注意ください。

ご旅行の計画や現地での過ごし方について、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。